#Activity Report #Toyo University #採択校の取組
3月18日・19日の2日間にわたり、東洋大学模擬国連が開催されました。学生主体で実施している本会議は、今回で4回目を迎えました。オンラインで開催した本会議には、世界19の国と地域、46の教育機関から155名の学生が参加し、そのうち47名が委員長・大使として議論を行いました。本学からは1名が大使、12名が運営ボランティア、25名が聴講者として参加しました。会議は、初日冒頭に行われた開会式での東洋大学 学長 矢口 悦子の開会挨拶により幕を開けました。
今回の会議は、「Ensuring Comprehensive Sovereign State Security in a Globalized World(グローバル化した世界における包括的な主権国家の安全保障の確保)」を開催テーマとして、世界の食糧危機とエネルギー危機に対応するための効果的で革新的な政策を打ち出すことを奨励しました。(1)世界食糧計画(The World Food Programme; WFP)と(2)国際連合経済社会理事会(Economic and Social Council; ECOSOC)の2つの委員会が設けられ、参加者は各自が希望した委員会で議論を深めました。大使として参加した参加者らは、会議の約1か月前から随時開催されたワークショップで予備知識を身に着けながら、各自の担当国やテーマについて調査し、政策を立案しました。会議当日には、担当国の政策を軸に自国の国益を考慮しながらも、国際社会全体の問題解決に貢献するべく議論や交渉を行いました。
2023.04.12